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Everything Claude Code のハーネスエンジニアリング

ECC の eval-harness, verification-loop, autonomous-loops を組み合わせて、高信頼なエージェント実行環境を構築する方法

eccharnessqualityloops

Everything Claude Code のハーネスエンジニアリング

Everything Claude Code(ECC)は、単なる設定ファイルの集まりではなく、エージェントの実行環境全体を最適化する「ハーネス」です。評価、検証、自律ループを組み合わせることで、高信頼なエージェント実行を実現します。

ハーネスの構成要素

コンポーネント説明
38+エージェント言語固有レビュー、ビルド解決、テスト専門
156+スキル開発、テスト、セキュリティ、学習
72コマンドワンキーで呼び出せるワークフロー
34ルール言語・フレームワーク固有の規約
14 MCPサーバー外部サービスとの連携

Verification Loop

継続的検証ループは、ビルド、テスト、リント、型チェック、セキュリティを自動的に実行します。

> /verify

検証サイクルの流れ。

Build → Test → Lint → TypeCheck → Security
  ↑                                    |
  └────────── Fix if failed ───────────┘

Eval Harness

評価ハーネスは、エージェントの成果物を定義済みの基準に対して評価します。

> /eval
> /quality-gate src/

品質ゲートは、特定のパスまたはリポジトリ全体に対して品質チェックを実行します。

Autonomous Loop パターン

ECC の自律ループパターンには以下が含まれます。

  • Sequential Pipeline: タスクを順次実行
  • PR Loop: PRの作成、レビュー、修正を自動化
  • DAG Orchestration: 依存関係に基づくタスクスケジューリング
> /loop-start

制御されたループの実行を開始します。

> /loop-status

アクティブなループのステータスとチェックポイントを確認します。

AgentShield セキュリティ

ECC のエコシステムには AgentShield というセキュリティ監査ツールがあります。

# セキュリティスキャンの実行
npx ecc-agentshield scan

# 自動修正
npx ecc-agentshield scan --fix

# Opus モデルでの詳細分析
npx ecc-agentshield scan --opus --stream

AgentShield は CLAUDE.md、settings.json、MCP 設定、フック、エージェント、スキルをスキャンし、1282テスト、98%カバレッジ、102の静的分析ルールで設定の安全性を検証します。

カスタムハーネスの監査

> /harness-audit

ハーネスの信頼性、評価準備状況、リスクプロファイルを監査します。

マルチプラットフォーム対応

ECC のハーネスは6つのプラットフォームで動作します。

プラットフォーム対応レベル特徴
Claude Codeプライマリ全機能
Cursor IDEフル15フックイベント
CodexフルTOML パーサー、サンドボックス
OpenCodeフル6カスタムツール
Gemini CLI実験的GEMINI.md サポート
Antigravity IDEサポート.agent/ 統合

ハーネスのランタイム制御

環境変数でハーネスの動作を制御できます。

# プロファイル選択
ECC_HOOK_PROFILE=standard  # minimal | standard | strict

# 個別フックの無効化
ECC_DISABLED_HOOKS=hook-id-1,hook-id-2

これにより、CI環境では strict、開発では standard、軽量作業では minimal と、場面に応じたプロファイル切替が可能です。


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